RYT(Registerd Yoga Teacher)200とは、全米ヨガアライアンス(YA)という世界で一番登録者の多いヨガの非営利団体が定めた200時間のカリキュラムで、ヨガインストラクターとして活動するための、必要最低限の知識と経験を身につけるための養成講座です。
RYT200の上を目指す人向けに、RYT300や500などがあり、各種講師養成講座などの活躍の場があります。
Matangi Yoga Schoolは、臨済宗妙心寺派(臨済宗妙心寺派)を拠点にした全米ヨガアライアンス認定ヨガスクールです。
滋賀県湖東地区(東近江市・彦根市・近江八幡市他)で、全米ヨガアライアンス認定のRYT200・RYT300/500を学ぶことができるRYS(全米ヨガアライアンス認定ヨガスクール)は、ここMatangi Yoga Schoolだけです。
Matangi Yogaの最大の特色は、禅寺で学ぶヨガという点です。ヨガが日本で受け入れられている理由のひとつは、潜在的に日本の風土に禅の教えが浸透しているからだと言われています。この点において、禅寺本堂でヨガを学ぶことは最も集中力が高まる条件が整っていることで、理にかなったことです。RYT200のカリキュラムの中にも坐禅の講座を含んでいます。
Matangi Yogaのプログラムの特徴は、「ポーズの正確性」を知り「適応能力」を持つインストラクターを育てること。言いかえれば「しなやかな順応性」を身につけます。
具体的にいうと、このマタンギヨガのRYT講座は、地方の多様なお客さま層に合ったヨガを提供できる先生をつくります。若年層よりは、40代以降や高齢の方の割合が大きい地方の町のヨガの現場では、講師に求められるスキルは、どんな年代層にも怪我なく楽しくヨガを教えられる力です。
正しいヨガを知りつつも、どんな方を目の前にしても正しく崩せる、適応できる力、つまり「つぶしが効くヨガ」をつくるスキルを身につけます。
そのために、更年期から若いシニア世代にかけての生徒さんに教えるヨガも勉強できるカリキュラムとなっています。その世代のみなさんは、とても魅力的な忠実な生徒さんたち。20代が目指すような「正しいポーズ」を押し付けてもいけません。
彼・彼女たちのからだとこころに起きている変化をしっかり学んで、彼らにとっての「正しいポーズ」を提案し、安心安全で楽しいヨガを指導できるように成長していけるプログラムです。
これは十分なスキルと自分や他人へのやさしさ・思いやりが必要なこと。それはヨガ講師に求められる順応性・適応能力であり、マタンギヨガではヨガを行う者としてもっとも大切なことだと感じています。
この禅とヨガのつながりも含めて、この講座では、『10C』というポリシーのもと、ここでしか得られない特別のヨガの知識と経験、つながりを得ることができます。
“We are building in the Comfortable, Co-active, Close, Convenient, Comprehensive, Confident, Calm, Connecting and Continuous Yoga Community”
「わたしたちは、居心地良く、協働的な、近く仲良く、便利で、包括的な、そして自分の良さに自信を持つことができる、穏やかさにつつまれた、縦横のつながりが構築できる、これからも長くつながる継続的なヨガ・コミュニティーを建設します」
禅寺を中心に、自然を大切に思う、持続できるあたたかいヨガのコミュニティーを作っていきます。
コロナ禍以来、オンラインで受けられる講師育成講座が増えてきました。しかし、Matangi Yogaはあえて対面講座にこだわっています。
ヨガティーチャーは人と向き合う仕事。オンライン講座の方が楽で受講料は安いけれど、見えない部分がありすぎため、人ややり方によっては不完全に終わります。その点、対面式のほうが格段に高い理解度と即戦力がつきます。目で見て、ことばにして伝える、触れ合いながらの学びです。
あっという間に獲得できたものはすぐ忘れ去るけれど、時間と労力をかけて自分に身についたものや思考は、なかなか離れていきません。ヨガも然りです。
対面講座では、規定の160時間で23日間の学びを体験します。残る40時間は動画やライブ配信で、オンライン動画視聴とホームワークも含まれます。動画はスマホでも繰り返し見て復習することができます。パソコンやスマホの操作に不安がある方には、スタッフがサポートします。
他校の短期で開催されている安い価格のオンライン講座は、実際はライブ形式よりも録画済みの動画視聴型が主な形式です。そのほうが経費はかからず、安く提供できます。しかし、ヨガは、先生にポーズを直してもらったり、クラスメートとのふれあいのなかで補助をしたり信頼関係を育てたりなど、触れ合うことによってはじめて気づくことの積み重ねで身についていくものです。
ヨガの指導をするときも、生身のからだやこころを見たり触れたりして、実践者・指導者として成長し、生徒さんとの信頼関係も育っていきます。ひとりで画面越しに受ける、指導実践が伴わないオンライン講座だけでは、正しい・正しくないことの判断力や指導力をつけるのに限界があります。
決して安い受講料ではないし、通学も大変だし、家事や仕事との折り合いも難しい。しかしご家族やお友達に理解と協力を仰いで、やり遂げると決めたら、努力してみることが大切です。受講料と日数にかかるコミットメントの差は、実力の差として必ず大きなアドヴァンテージと充足感としてあなたのスキルに現われます。努力されている方々へは、わたしたち講師陣も全力でサポートします。
初めてのRYT講座を受けるなら、なんといっても対面をおすすめします。安いオンライン講座は、完成するまでまたは納得するまで、その倍以上のお金と時間がかかると思ったほうがよいです。
RYT200を取得した方や取得中の方が、より高次の講師資格であるRYT500を取得することもMatangi Yoga Schoolなら可能です。そのために200時間のヨガの基礎の上に、さらに深い専門知識を積み上げるプロセス――それにはRYS300(講座の名前:Registered Yoga School 300)対象講座を受講し、RYT200よりも専門性の高い内容を積み重ねる必要があります。
Matangi Yoga School では必須科目を150単位(時間数とほぼ呼応)、選択科目として150単位を設定しています。必須150時間には、ヨガアライアンスが上級講師に必要と定めた5科目のおよそ100時間を厳選し、それにMatangiがヨガ講師養成講座を教えるレベルに必要になるバランスよい知識と実践と考えた50単位を上乗せし、必須150時間を規定しています。
リテイクシステムも、フォローアップも、無料で受けられるアルムナイクラス(修了生のための学び)も充実させていきます。講座が増えていくと、講師も必要になる――そんななか、Matangi Yoga School にはヨガが大好きなコミュニティが広がっていく:豊かな人材のなかから、新たなチャンスや就職活動につながる機会や開業のノウハウが身につきます。
全米ヨガアライアンスの規定により、アーサナと呼吸法と瞑想(75H)、ヨガ思想(30H)、機能解剖学・生理学(30H)、指導法(50H)など、主に4科目を学びます。
これにマタンギのオリジナルであるオンライン指導法や、シニア世代への指導法の学習が加わります。アーユルヴェーダの基礎や食養生法、仏教との関連学習、お祈りの方法なども含まれています。また、ご自身でヨガ教室で開業することを想定したビジネス講座もあります。どれが抜けても完成しない大切な科目ばかりです。
テストはありますが、難しくして落とすためのテストではなく、理解を深めていただくためのテストと思ってください。不安だけどやり遂げたい方には、講師やアシスタントが全力でサポートします。
受講前は、身体が人並み以上に硬いというコンプレックスがあり、仕事柄、慢性的な腰痛もありました。講座が始まってから少しずつ身体の動かし方がわかるようになって、腰痛もいつのまにか楽になりました。
哲学などもしっかり学ぶことで、表面的に捉えていたヨガに対するイメージが大きく変わりました。毎週の講座が楽しみで、人見知りなのに、同期とこんなに仲良くなれるなんて自分でも驚いています。
このメンバーや先生に会えたことが自分の財産だと思っています。わたしのように身体のケアが必要な同僚の医療従事者のためのヨガをイメージしながら学べています。
お寺が好きというだけで、ヨガの経験は全くなかったけど受講を決めました。1日お寺にいられるからという理由で始めたようなものだったけど、とにかくここにしてよかった。
講座中に仕事を辞めて、転機を迎えたとき、ここでの新しい出会いで楽しい毎日を過ごしています。家族にもRYTを始めてから毎日表情が変わったと言われています。
これからRYT受講を考えている皆さんには、とにかく来てみてほしい。ここに来たら、この学校の素晴らしさがわかります。
ヨガ歴は十年以上で、RYT200を取るのが長い間の目標でした。ある日、ホームページでマタンギさんを見つけて、お寺の雰囲気や性別や国籍などの垣根のないオープンな方針を尊重する講座の趣旨を読んでここしかないと思い、すぐにメールで説明会を申し込みました。
始まってからは、毎回新しい学びの連続で、緑と風に囲まれて本堂のなかで気持ちよくヨガができたこと、良き友と出会えたこと、素晴らしい先生方に学べたこと、さらに卒業後もあらゆるサポートをしてくれていて、間違いなかったと思っています。本当におすすめのヨガスクールです。
無数にある選択肢の中から、自分がMatangi Yoga 京都スクール@長慶院 で学ぶと選択できたことを誇りに思っています。
これまで様々な選択をしてきたけれど、これは本気のone of the best。
このように思えているのは、先生達が素晴らしいカリキュラム、清らかな学びの場を用意してくださったったおかげ、惜しみなく知識をわけて、どんなときもあたたかく指導してくださったおかげ。それ以外にない。
それでも、あの頃に戻り、自分に素晴らしい選択をしたよ、と褒めてあげたい。
一人でも必要としている人に情報が届き、京都スクールでも仲間が増え続けてくれますように。
ご受講者ひとりひとりに向きあう丁寧なヨガ指導を目指しています。
ヨガに出会ったのは20年以上も前のニューヨーク滞在中。その後ロサンゼルスでは緻密でパワフルな流派のヨガに没頭したり、インド人の先生が教える伸びやかな古典ヨガに感銘を受けたり。ヨガ講師資格取得後は、大学教員だった経験を生かし、講師養成講座でも活動。全米ヨガアライアンスRYT®200講座において、哲学・アーユルヴェーダなどの講義を担当。
2020年4月、住居隣の興福禅寺本堂で、坐禅やヨガ・食の講座などを楽しみ自然を敬うコミュニティの拡大を思い描き『マタンギヨガ アンド ライフ』を創立。時流に流されないまま古代から深い思想体系を維持し、今私たちのもとにあるヨガには、大きな環境と深いところでつながっているからだとこころへの本質への理解をうながし、周囲の人々や自然環境への感謝の気持ちを育む教えがあります。
整形外科病院併設のフィットネス施設に長らく勤務し、フリーとなった現在まで、健康運動指導士・トレーナー兼ヨガ講師(E-RYT500)として、パーソナルとグループセッションにてのべ1万以上の方々を指導。
トレーナ歴ではサッカー・フットサルの帯同をし、スポーツ選手のサポートに努めました。その後、一般・シニアの方への指導へと移行し、とりわけシニア層を対象にしたプログラムに定評をいただき、老人保健施設やデイサービスにおいて個別およびグループレッスンを行なっています。
医療・介護現場での健康運動指導士・トレーナーの経験を生かし、介護予防を目的としたシニア向けの運動指導者養成講座で講師として活動。各市町村からの依頼を受け、食事管理を含めた運動習慣の大切さを伝える講演活動も続けています。
学生時代は陸上部でいかに怪我をせずに記録を伸ばすかということに真剣に向き合ってきました。社会人になってからは、ヨガとピラティスを続け、インストラクターに憧れたときもありましたが、体がかたいことを理由に諦めていました。
20歳台後半から仕事も忙しくなり、すっかりヨガから離れてしまっていましたが、出産をきっかけに海外のヨガ番組を観ながら気がつけば毎日ヨガを続けていました。※ヒーリングヨガナマステ←ぜひ観てほしいです!
子育てにも少し余裕ができ、私に何ができるのかを考えたときヨガを伝える仕事をしたいと思いRYT200を取得しました。
ヨーガは老若女男全ての人の体と心を健全にします。ヨーガをした後は、なぜか心が晴々としてすっきりします。私は、自分の心の声に耳を傾け、心と体を大切にすることをヨーガから学びました。
いつも目の前の生徒様の呼吸と心と体に寄り添えるようなレッスンを心がけています。そして、より良い毎日、穏やかで幸せな人生を送れるお手伝いができればと日々学んでいます。
整形外科医院で理学療法士を始めてもうすぐ10年。痛みや怪我は辛いもので、イライラや不安感を呼ぶのは当然のことです。そんなからだとこころの悩みを抱える患者さんに、適切な運動と生活習慣についてわかりやすく話し、明るく接することを心がけています。
理学療法士はやり甲斐のある仕事ですが、患者さんの完全回復までを見届けることはなかなかありません。一度でも携わった患者さんが快適な毎日を継続できると確信できるまでのお手伝いができたらという思いから、ヨガ講師になりました。
ところが、医療現場では患者さんに運動を指導する立場でも、私は大の運動嫌い。二〇代後半で身体の不調を感じ、慌ててジムに入会したものの、大勢の中で鏡張りのスタジオで行うヨガは気後れするばかり。単調な筋トレマシンも続けられるはずもなく…。そんな時に無理なく自分のペースでできる少人数制のヨガの心地よさ良さに気づき、すっかり夢中になり体力も向上しました。
こんな経験から、運動が苦手な方、身体が固い方、不調のある方にも、ヨガの楽しさと効果をお伝えしたいと思っています。
仕事柄、ヨガ指導の時間も自分が受講している時も、どう体を配置したら、どう動いたら、さらに運動能力と柔軟性があがるかを考えます。講師として、そしてRYT200講座の指導現場では、理学療法の要素を取り入れ、機能解剖学の知識と実践経験を生かし、痛みや怪我のなり毎日を楽しく続けることができる、安心安全なヨガの指導を目指します。
幼い頃から「人が歌うこと」に興味があり、大学生の時には芸術人類学、芸術心理学などを学びました。卒業後、ミュージシャンとして音楽活動を本格化した時に、喉の不調から始まった体調不良からヨガに出会い、身体や呼吸の変化、瞑想がパフォーマンスに与える影響に興味を持ち、ヨガや様々なボディワークを受けることに。酷い体調不良だったのが、いつの間にか心も身体も元気に穏やかになっていきました。
ゆるやかに10年ほどヨガをしてみたり、さぼったりしていたのですが、2018年、インドのリシケシでNada yoga(音のヨガ)のトレーニングを受け、サンスクリットの音の響きや、インドの音階の魅力呼吸の可能性や、瞑想の奥深さに魅了され、帰国後ヨガを教えるようになりました。
2019年、夫と共に大分県竹田市の自然豊かな温泉地にてSuku Yoga Spaceを設立。温泉や自然とともにヨガを楽しんで、心と体にくつろぐ時間を提案しています。
サンスクリット語の響きがとても好きで、マントラと言われるお祈りの言葉が、日々の実践を支えてくれているのを実感しています。心地よさを大事にしながら、一緒に学んでいけたら嬉しいです。
マタンギヨガが会場としている医王山興福禅寺住職。敷居の低い、人と人とが縁で結ばれるお寺を目指しています。月二回、早朝に行なわれる『ほほえみ坐禅会』で一般の方に向けた坐禅指導をしています。また、マタンギヨガでは、レッスンとして、「禅僧が伝えるインド伝統的ヨガと呼吸瞑想」を担当。そして、RYT200ヨガインストラクター講座では坐禅指導を担当します。
ヨガを学ぶにつれ、八支則にあるように、アーサナで身体を調え、プラーナヤーマで呼吸を調え、そして心を調えてサマーディに到達しようとするヨガが、調身・調息・調心で悟りに向かおうとする坐禅と深く通じていることを感じました。
そしてそのヨガを、自分のお寺で多くの人に伝えられていることに感謝をしています。
LINEからのお問い合せの場合、下記内容をお書き添えくださいませ。
このほか受講に関するあらゆるご相談も承っております。
Matangi Yoga Sachiko