Matangi Yoga School が教えるヨガの種類は、ヨガポーズの正確性に重点をおいた『アライメントヨガ』(alingnment-based yoga)です。ポーズの目的とその目的が最大限に達成できるかたちを正しいかたちとして、その安全性の追求に特化し、それを自分の成長やクライアントのニーズに応じてどんな形にも変えられる適応力をつけることに重点を置いています。
あとで説明しますが、それはヨガ講師に求められる順応性・適応能力だからです。
そしてMatangi Yoga School の最大の特色は、禅寺で学ぶヨガという点です。ヨガが日本で受け入れられている理由のひとつは、潜在的に日本の風土に禅の教えが浸透しているからだと言われています。この点において、禅寺本堂でヨガを学ぶことは最も集中力が高まる条件が整っていることで、理にかなったことです。
この禅とヨガのつながりも含めて、この講座では、“10C”というポリシーのもと、ここでしか得られない特別のヨガの知識と経験、つながりを得ることができます。
“We are building in the Comfortable, Co-active, Close, Convenient, Comprehensive, Confident, Calm, Connecting and Continuous Yoga Community”
「わたしたちは、居心地の良い、協働的な、近く仲良く、便利で、包括的な、そして自信を得られる、静けさのなかの、つながりが構築できる、継続的なヨガ・コミュニティーを建設します」
禅寺を中心に、自然を大切に思う、持続できるあたたかいヨガのコミュニティーを作っていきます。
居心地良い、共働の学びの場ーComfortable and Co-active Place for Learning
Matangi Yoga School の「スタジオ」は、祈りを捧げるために人々が訪れる、自然のなかの禅寺の本堂です。車の音もなく、緑のなかの、日本のヨガスタジオでは他に類をみない清澄な学びの空間です。
足を踏み入れたら誰でも自然を手を合わせてしまう、安らかな、澄んだエネルギーが満ちあふれた空間です。伝統的にそして現在も檀家さんや信者が集まり法要が行なわれ、あるいは坐禅が組まれ、昔は和裁教室や写経が行われていた場所です。
ヨガの本場であるインドでは、アシュラムといわれるヨガの学校の清らかさと環境はとても重要視されています。Matangi Yoga School の、祈りが繰り返される清廉な本堂は、風と光が差し、祭壇があり、学ぶこころが集まり、邪魔なものは影をひそめ、ひたすら集中力が昇華する場所であることから、ヨガを深めるには理想的なのです。
ガラス戸一枚隔てた向こうは、四季の移り変わりが感じられる自然に恵まれた東近江の片田舎。新緑や収穫期の稲や麦が風にたなびく美しい自然のなかの望んでもなかなか得られない学びの環境です。
足を踏み入れると自然と心が開き、ヨガ友と共に高めあいながら、学びを深める場所として、禅宗のお寺で開催されるRYT講座は、日本では Matangi Yoga School だけ。ここで学ぶみなさんだけが得られる特権です。
近さと便利さーClose and Convenient Venue
2022年、滋賀では数少ない世界に通用するRYT講座が、ここ東近江に常設することになりました。忙しい毎日、家族や仕事とのバランスを考えたとき、通学に時間をかけて都会に通うのではなく、物理的な近さと通いやすさは嬉しい条件。華やかに見える有名校の先生も、遠いとなかなか会えないし、常に大勢を見て忙しくしていて、メールでも質問はしづらいく、疎遠になりがちです。
Matangi Yoga School は、みなさんの目線でヨガを見つめ、いつもそばに待機しています。無料の駐車場や試験前の練習場所も提供しています。おうちでの自己練習中に、質問があってもすぐ先生に聞きにいくことができるといった条件を満たしていることも、Matangi Yoga School の近さの魅力です。
講座修了後、ヨガは一生学び続けるものと気づくでしょう。そのときこそ、近くのスクールで学び続けることができるという環境はとても大事になってきます。
卒業して、独り立ちしたあとや、練習でわからないことがありつまづいてしまった場合、遠くの学校や疎遠になってしまった先生に連絡が取りにくくて困ったという声をよく聞きます。あなたをよくわかってくれていて、アドバイスや助けを求めるあなたの声に、親身になって対面してくれるーいつも先生がいて、あたたかく迎えてくれる環境がどれほどありがたいことか、そのプロセスを経験した私たちがよく知っています。
包括的であり、自信がつく最新カリキュラム Comprehensive and Confident Content
ローカルな存在でありながらも、Matangi Yoga School のRYT講座プログラムと指導メソッドは、世界の高水準レベルを目指しています。
古典ヨガから現代ヨガまでについて偏りなくカバーするカリキュラムをご用意しています。
Matangi Yoga School のリードティーチャー2人は、ヨガの聖地インドの師から骨太な教育を受けました。
プログラム編成を担当する講師である私・Sachikoは、英語のコミュニケーションを駆使して、ヨガ教育の先進国アメリカから、常に最新の情報を得て授業内容をアップデートしています。こうやって、地方にいてもオンラインで本場や世界と肩を並べることができるヨガ講師の育成を常に頭に置いています。
機能解剖学や生理学は、現役の理学療法士のAi先生が監修しており、実際の講座にも参加します。医療現場から生の声をお届けできることを嬉しく思います。
つまり、この小さな学校の修了生は、どんな場所でもヨガを行いレッスンを提供できるような大きな自信を持って社会へ羽ばたいていけるようになるということ。大きな世界への視野だけでなく、高齢化する社会においての健康意識の高まりなど、現実的な地方のニーズや雇用傾向も忘れていません。本当の意味の「どなたでもできるヨガ」に対応しているのです。
名選手は名監督ならず、といわれるように、ヨガにおいても大手から有名な講師が来ても、地方で求められるヨガレッスンを提供できなければ再度のオファーはありません。つまり地方で活動するヨガ講師には、素敵な雰囲気や技術の高さだけでなく、親しみやすさやわかりやすさや、思いやりがレッスンを通して伝わるような寄り添うことに優れた指導力と信頼関係を求められます。
ヨガを教えるのに哲学は要らないという声には、NOと言います。みんなが憧れるようなきれいなヨガ教師は、ヨガ哲学の根本にある清らかさを理解し、納得・体現しています。ヨガの背後にある思想を学んでこそ、人間として美しく本物らしく成長しますから、これを軽視はできません。
わたしたちは、このような多様なヨガ現場における多様なニーズを把握し、ヨガ歴、ヨガ指導歴、指導者歴が長く、信頼も厚いプロフェッショナルを揃え、臨機応変に対面とオンラインの両方で優れた指導をできる人材の育成を目指し、大手や都会のヨガスタジオに劣ることのない秀逸なプログラムを提供します。
心静かに、調和を優先した自由で幸せな暮らしへ Calm and Connecting Life
ヨガの真髄は、幸せや環境を守る意識につながっています。ヨガの本当の姿は、美しくポーズをとったりなどの身体的なことが中心と思われていますが、そんな技術や身体的なことは方法や手段であり付属的なことです。
講座を受け始めると、まずは体が大きく変わります。からだが引き締まり、生活がしやすく、健康になったと感じます。そうやって身体的に変わったことや継続できたことで、自分に自信がつき、自分を好きになります。
ストレスによる自律神経の乱れからくる不眠や、産後うつや介護の疲れが、ヨガで癒されたという声を聞きます。ヨガには癒しや変化への鍵が隠れているようで、多くの方がRYT講座受講が心理的自立のきっかけだったと振り返っています。
家族や友人・仕事場での対人関係が改善され、自分で自分の感情をコントロールできるようになったりして、抑うつ状態から抜け出して明るい生活を送っている方々がたくさんおられます。まわりの自然や人とつながっていて守られている自分に気がつきます。なぜヨガを勉強することにこんなつながりーsense of connectingーを感謝できるようになる心理的効果があるのでしょうか。 Matangi Yoga School のRYT講座はヨガ教育の根底にあるその理由を明快にお伝えします。その真髄はヨガ思想・哲学の学びのなかにあります。ご自分の幸せを再認識して、また、ヨガ講師として、他の人々が幸福な人生を送る導きをしてみませんか。
ヨガをやっていてよかった、自分という人間に生まれてきてよかった、周りの人に感謝を、と心から思えるようになりますよ。
継続性とコミュニティの構築 Continuity and Community
Matangi Yoga School は進化しています。2022年より、世界で最も多くの登録者を誇る『全米ヨガアライアンス』というアメリカの非営利団体から認定を受け、RYT200講座を行なっていますが、さらに2023年より、その先の高いプロフェッショナル・レベルにある継続教育プログラムとしてRYT500指導者養成講座や産前産後ヨガ講師資格であるRPYT85などの指導者養成講座を開催する認定校となりました。
これらは必要に応じて、RYT200取得後のヨガ指導者が学び直す大切な機会となり、みなさんの役に立ちます。ヨガ指導者として活動し始めると、継続的に学びを深める必要性と向きあうことになります。機能解剖学講座、呼吸法講座、瞑想講座、シニア世代や出産前後の女性のためのヨガなどのライフステージに特化した技術と指導法を学べる、多種多様なワークショップやティーチャーズ・トレーニング講座のオプションをご用意していきます。
専属講師や外部講師を招聘し、『CE:継続教育プログラム』として開催し、結びつきの強いコミュニティを構築してみなさまの学びを深めていきます。
頼れる師や仲間と、これからもずっと切磋琢磨し、ヨガを楽しめる喜びを味わえる学びの場に参加していきましょう。